NECソフトからのアプローチ
NECソフトからのアプローチ
保健・医療・福祉サービスの新たなる付加価値創造を目指してITソリューションで貢献
ITの技術革新が進む昨今、医療や福祉業界にもIT化という大きな風が吹きつつある。 政府の施策を見ても規制緩和の方向で医療制度改革が検討されており、積極的に医療や福祉の運営とITとの融合が実現され始めてきた。その趨勢の中、業務の標準化や効率化はもちろん、電子カルテ/ケア記録による患者/利用者中心のサービス提供に変革していくためにも、医療や福祉の情報システムの充実に大きな期待が寄せられている。豊富なSIの実績とノウハウを持つNECソフトが目指すものは、医療や福祉サービスを受ける利用者の視点と現場で活躍するスタッフの視点、双方からのニーズを満たすことが可能な「誰からも愛される」満足度の高いソリューションの提案だ。
地域密着型のシステム構築を支援して
包括的な保健・医療・福祉分野で利用者中心のサービスを実践
1999 年4月に厚生省(当時)より、「診療録等の電子媒体による保存について」が通達され、条件付きでカルテの電子保存が認められたのをきっかけに、医療の世界にもIT化の波が押し寄せてきました。それは、治療中心主義から患者中心主義の医療へと変革していく大きな流れともリンクし、現在も厚生労働省が電子カルテを2006年度までに400床以上の病院と全診療所で6割以上普及させることを目指して精力的な動きが続けられています。カルテやレセプト(診療報酬明細書)、診断画像などの電子化をはじめ、医療現場でのIT活用への関心は日々高まっています。
しかし、現在の医療や福祉におけるIT化は、施設内での情報共有(中核病院内、診療所内)にとどまっており、地域全体での患者/利用者を中心とした連携、地域でのネットワーク化はまだ始まったばかりであるのが現状です。患者/利用者が自ら選択する時代となったいま、保健・医療・福祉連携はますます必須となります。
そこで、私たちはITで保健・医療・福祉業界にどう貢献できるかを最大のミッションに、幅広い視野を持ちながら働きかけるVALWAY Solutionの展開に注力し、今までは医療中心になりがちだったものを保健・医療・福祉と包括的にアプローチすることに傾注しています。地域に密着して医療・福祉サービスを提供する中核病院をメインターゲットに、地域連携を実現する各種のソリューション提供や支援を、数多く展開していくつもりです。
医療や福祉機関のIT最適化を目指す現場/利用者の視点から
「わかりやすいIT」をいかに伝えることができるか
前述したように、ITは医療や福祉機関のスタッフ、そして患者や利用者に身近に関わる部分に浸透し、より現実的になっています。その反面、まだ高価であるということから、どこからIT化を進めるか目的を明確にし、適切に“費用対効果”を見極める必要があります。電子カルテシステムを例にとっても、本格的にスタートしたのは1999年ですから、まだまだ発展途上の段階です。
とはいえ、電子カルテを導入することにより、地域医療機関で相互ネットワークを結び、患者がどこの医療機関に行っても自身の病歴や過去の検査データ、処方が瞬時にわかるようになったり、検査や処方の重複を避けられるメリットが生まれることは、多くの医療機関で理解していただいています。また、紙ベースのカルテの保管スペースをなくすこともでき、さらには疫学的調査をしなくても医学データが集積され、地域ぐるみで分析・評価できるといった大きな目標をクリアする一助にもなることなども認識していらっしゃいます。
それにもかかわらず、踏み出せずにいるのは、ITを導入するメリットが明確に表現できていないということ、つまり「わかりにくい」ということが一つの要因に挙げられます。例えば、ITを導入することで、患者/利用者の情報が瞬時に検索できるというメリットの反面、入力の手間が増えて業務が回らなくなるなど、理想と現実のギャップに惑わされがちなのが現状です。また、それに費用面というファクターが追加されると、さらに複雑になります。
そうした環境の中、現場の声を反映し、経営者や利用するスタッフ、さらに患者を含めて、「わかりやすいIT環境」をいかに伝えるかを念頭に置いて、ソリューションを提供しています。
各医療機関を医療福祉複合型や急性期特化型など機能別に分化。それぞれにキーワードとなるのが、“地域密着”と“連携”だ。
現場に関わるすべての人を幸せにするために“患者に愛される医療福祉機関”を目指す
IT 技術の中で、病院施設・福祉施設で中心となるのが電子カルテシステムです。NECソフトでもNECの医療情報パッケージ“MegaOak”シリーズを中心にソリューション提供を行っています。その中でも地域密着や地域連携、介護連携をキーワードにアプローチを実践。電子カルテシステムにアドオンするパッケージとして、紹介状作成など地域との連携を主とする“地域連携アシスタント”や、医療過誤対策システムの“セーフティアシスタント”、臨床検査部門、放射線部門、栄養部門をサポートする部門システムなども独自開発しています。
また、世間でも話題となっているポータルソリューションについても医療や福祉分野での展開を図っています。NECソフトが提案する“院内ポータルソリューション”は、プラットフォームに公共/民間企業の間で飛躍的にユーザー数が伸びているサイボウズ社とアライアンス契約を行い、同社の主力製品であるサイボウズガルーンを採用。施設内で使用するソフトウェアの窓口を統一し、情報共有を進めるツールとして、医療・福祉施設へのソリューション提供を実践しています。
さらに、個人情報保護法の施行を受け、よりデータの取り扱いが重要視され始めている近年、個人認証技術・暗号化技術・データ保護技術などのセキュリティソリューションにも力を入れるほか、Web教育システム(WBT)などにより、施設内スタッフへの教育支援も実施。誰もが安全で使いやすい環境を提供しています。
今後は、ITもまだまだ発展し、さらに便利な世の中になることが予想されます。NECソフトとしては、お客様の課題を共有し、「わかりやすいIT」「使いやすいIT」を開発し、ソリューションとして提供していくことが使命であると考えます。
医療と福祉の現場の効率化に寄与するだけにとどまらず、患者やその家族、さらには地域、社会全体に喜ばれる、実質効果の高いITサービスを積極的に創出していきます。
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