NECソフトからのアプローチ
NECソフトからのアプローチ
キーワードでシーン検索・頭出し 使い勝手抜群なVODサービスを実現
StreamGallery 映像検索配信システム
見たい時に見たい内容をユーザーが指定し、PCなどの端末上で動画情報を閲覧できる、VOD(Video On Demand)サービス。ブロードバンド環境の急激な普及と共に、最近ではエンターテインメント系のコンテンツとしてだけでなく、ビジネス系Webサイトでの情報発信の手法として動画配信が利用される例も当たり前のようになってきた。そんな中、誰でも簡単に見たいシーンをピンポイントで検索・再生できるVODサービス環境を構築するパッケージに注目が集まっている。NECシステムテクノロジーの映像検索配信システム“StreamGallery”だ。
見たいシーンをピンポイント検索・再生できる画期的な映像検索配信システム、誕生

(左)NECシステムテクノロジー株式会社
ネットワークソフトウェア事業部(ブロードバンド基盤グループ)
岡村和幸マネージャー
(右)NECシステムテクノロジー株式会社
ネットワークソフトウェア事業部(ブロードバンド基盤グループ)
増岡紀秀マネージャー
「数年前からR&D拠点の“システムテクノロジーラボラトリ”でメディア統合化の研究を進めており、動画や音声、テキストといった複数のメディア要素技術を組み合わせて特定用途向けに高い精度、つまり実用に耐え得るメディアアクセス方式の実現を目指していました。その中で、音声認識技術の研究から派生してかたちになったのが“StreamGallery”。このパッケージによって、従来のストリーミング・サービスの一歩先を行く新しいVODサービスを提供できる環境を、お客様が簡便に構築できるようになりました」と話しはじめる、NECシステムテクノロジーの岡村和幸マネージャー。
最近はブロードバンドが浸透し、インターネット上での動画配信サービスも一般化してきました。しかし、その多くは「動画再生を楽しむ」といったレベルで、例えば「見たいシーンにすぐ戻って見直す」や「関心のある内容だけピックアップして見る」といった機能面では、利用できるレベルへは今一歩、到達しきれていない状態でした。
そういったユーザーやコンテンツプロバイダーの不満を解消するために生み出されたのが、NECシステムテクノロジーの“StreamGallery”。「誰でも 簡単に見たいシーンをピンポイントで検索・再生できる」(岡村マネージャー)、画期的な映像検索配信システムです。
動画、音声、テキストの連動による自動マッピングで編集コストを大幅削減
“StreamGallery”の大きな特徴は、テキストの一文単位で映像の頭出し再生ができ、その映像の頭出し再生に同期してテキストをスクロール表示するほか、テキスト全文を対象とした詳細なキーワード検索が可能です。つまり、ユーザーが任意のキーワードをベースに、見たい・知りたい映像へ簡単にアクセス できるということ。しかも、動画と音声だけでなく、テキストの文字情報もひとつの画面内で同時に見ることができます。
「従来は検索に必要な映像への膨大なキーワード作成作業があり、映像とテキストの対応付け(マッピング)といった編集業務を手作業でこなしていました。その部分を自動化し、作業時間とランニングコストの大幅削減につなげたのです」(岡村マネージャー)。
この3つのメディアの連動を実現したのが、音声認識により映像から音声データを抜き出し、テキストと自動マッピングしながら、検索キーワードを自動生成する独自のマッピングアルゴリズムで構成された音声認識エンジン。従来、5~6時間の映像データを手作業でマッピングした場合、およそ2~3日の作業時間が必要でしたが、その10倍以上のスピード(社内測定値)で自動編集できます。
「“StreamGallery”を活用いただければ情報公開のスピードが飛躍的に向上します」とNECシステムテクノロジーの増岡紀秀マネージャーも、その手応えを語ります。
情報公開する県議会へのアクセスをバリアフリー化の側面からも強力サポート
そんな“StreamGallery”をフルに活用して、大きな成果を上げているのは、2004年9月に“StreamGallery”を導入した山口県議会です。
同県議会では、それぞれ単独で公開していた会議録と審議中継映像とを“StreamGallery”で連携させ、文字情報を追いかけながら映像と音声を見聞きできる“やさしいサービス”の提供を行っています。
ちなみに、2001年4月の情報公開法施行を受け、全国の自治体が議会の議事情報をインターネットで公開する動きが活発化しており、現在では30を超える 都道府県で議会の様子が動画配信されています。そのなかで、山口県議会は「映像と会議録のマッピングが容易で素早くVOD配信を行える」「映像と連携して発言内容が文字で読める」「任意のキーワードを元に検索し、該当箇所の映像と会議録を即座に再生できる」の3点を導入メリットとして挙げています。
配信は、画面左に動画による議会映像を、画面右には議会映像に連動した会議録の該当箇所を表示(ライブ中継では発言者の名前と質問テーマのテロップ 表示のみ)。知りたい議事や発言をキーワード検索すれば即時に該当する発言が一覧表示され、それをクリックするだけで映像を再生できるユーザーインターフェースを全国に先駆け確立しました。
また、文字で表示される発言内容は、画面左側の動画映像と同期し、現在の発言箇所が赤くハイライト表示され、視聴者により分かり易い構成になっています。この映像と同期・連携した文字情報の提供が、「聴覚に障害を持つ方にも議会の様子をよりよく知ってもらうことにつながり、県政へのアクセスのバリアフリー化をサポートできました」(増岡マネージャー)というように、ユニバーサルデザインを考慮した情報公開の方法として注目を集めています。
NECソフトウェアグループを挙げて市場や顧客ニーズから“StreamGallery”の新たな活用法を模索
“StreamGallery”は、議会以外にも講演や観光案内、放送などの映像検索/配信に活用可能。また、ビジネス領域では、例えば専門用語を知らないと理解しにくい金融商品やサービスを、映像とテキストの連携配信でレクチャーするといった新たな情報発信サービスの創出が考えられます。さらに、防災・防犯情報など、広く一般に伝達しなければならない情報発信にも最適と言えるでしょう。
「今後はNECソフトとグループ内で連携を深め、“StreamGallery”を全国に広めていきたい」(岡村マネージャー)という発言のように、市場やお客様のニーズから新しい活用法を模索しながら、NECソフトウェアグループ全体で“StreamGallery”の提案を推し進めていきます。
映像の見たいシーンをピンポイントで再生可能。ストリーミング配信環境を利用し、LIVE配信/VOD配信を実現します
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