NECソフトからのアプローチ
NECソフトからのアプローチ
手話を学ぶホームページの開設、手話交流会の開催で、手話コミュニケーションを広める
NECソフトの社員グループが作っている、手話コミュニケーションを楽しく学ぶためのホームページ「手話勉強会」が今年で開設10年目に入り、それを記念して、NECソフト本社ビルで2005年11月25日、手話交流会が開催されました。どちらも熱心な参加者を集め、好評を博しています。
NECソフトは障害者の雇用に積極的で、各部署でわけへだてなく業務をこなしてもらうことを目指しています。そんな中、聴覚障害のある社員と周囲の社員がコミュニケーションをとれるよう、手話を学ぶ動きが職場で自然に始まりました。1996年11月には、簡単なホームページがスタートします。社内だけでなく社外に向けても公開され、更新は2005年12月までに111回目を数えました。
聴覚障害のある社員と仲間の社員は、イラストで代表的な単語やフレーズの手話を表現、それがホームページに掲載されていきます。月初/月末の忙しい時期を避けるとはいえ、仕事の合間に作業をするので最初は更新が滞ることもあったといいます。次第に要領を得て、今では毎月制作会議も開き、月1回の更新を欠かすことはなくなりました。
作り手の個性がにじみ出るイラストは見ていても楽しく、わかりやすいため、小学校が総合学習の時間に利用しているケースもあります。また、その充実度から、データベースとしての価値が評価され、国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス「Dnavi」に登録されています。収録された手話は1,000語以上になり、今では毎月平均200万件以上のヒットを集める人気サイトになりました。
開設10年目を迎えて開かれた無料の手話交流会は、手話に関心のある初心者向けに、聴覚障害のあるNECソフト社員数名が講師を務め、仲間の社員が参加者のサポート役となって進められました。様々なプロフィールの参加者が集まった交流会は、熱気のあまり予定の時間をオーバー。参加者からは、「手話で対話する楽しさを体験できた」、「自信がついた」と好評でした。NECソフトは、ホームページの開設、手話交流会の活動を、社会的に意義のあるものとして公認し、さらに推進できるよう支援を行っています。当初社内コミュニケーションが目的で始まった活動は、広く社会に貢献するものとして注目を集めています。

スタッフから熱心に手話を学ぶ「手話勉強会」の参加者
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