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NECソフトからのアプローチ

NECソフトからのアプローチ

複雑な勤務条件でも正確な勤務データを把握、適正な労働環境の維持、精緻な原価計算を実現

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製造業向け勤怠管理システム
FACTORY HELPER

知名度の高い企業でも、サービス残業や超過勤務を放置して、労使問題や企業イメージのダウンに至るケースが増えている。NECソフトウェア中部は、製造業向けの勤怠管理システム 「FACTORY HELPER」 を提供、そういった事態をシステマチックに予防し、加えてプロジェクトごとの原価管理や月次決算の強化、業務の効率化へ、勤怠管理を積極的に役立てようとする企業を支援する。

知らなかったでは済まされない超過勤務やサービス残業

NECソフトウェア中部 第二システム事業部 第一システム部 マネージャー アプリケーションエンジニア 水島 圭一 氏、NECソフトウェア中部 第二システム事業部 第一システム部 三石 英登 氏
(左)NECソフトウェア中部
第二システム事業部 第一システム部 マネージャー アプリケーションエンジニア
水島 圭一 氏
(右)NECソフトウェア中部
第二システム事業部 第一システム部
三石 英登 氏

 仕事が長引いても実際の勤務時間に合った給与を受け取れない、いわゆるサービス残業の問題は、新聞やテレビでもたびたび報道されてきました。厚生労働省からは「賃金不払残業の解消を図るための指針」が出されており、各地域の労働基準監督署が監視を強化、指導を受けた企業は、迅速な対応を求められます。どの企業も、労働者の適正な労働時間、適正な給与支払いを「データで客観的に説明できる仕組み」を整えることが必要となっています。

 しかし、勤怠管理システムが注目を集めているのは、それだけが理由ではありません。価格競争が激しくなるなか、企業にとって人件費の負担が大きいのも事実。勤務の実態を把握して原価管理の精度を上げていきたい、勤務の計画性を高めて無駄をなくしたいというのも大きな理由です。また、勤怠管理を締めてから給与計算や月次決算までのプロセスを迅速化、効率化したいという大きなニーズもあります。NECソフトウェア中部が提供する「FACTORY HELPER」はこれらの経営目標を持つ製造業に最適な勤怠管理ソリューションです。

工場を抱える製造業には、他業種にはない勤務事情が

 「製造業の勤怠管理は、間接部門を対象とするスタッフ系、工場や生産部門を対象とする現場系に大きく分かれます。特に現場系の勤怠管理では、ほかの業種にない特性があります」と、NECソフトウェア中部 第二システム事業部 第一システム部 アプリケーションエンジニアの水島圭一マネージャー。例えば小売業やサービス業、病院では、ピーク時にはどんな人員が何名必要だという観点から人員計画を立てますが、製造業の現場系では、生産の平準化を追求するため、発想が逆になります。AとB、2種類の部品を作っている工場が毎日の生産を平準化した場合、日によってAばかり生産する、あるいは、Bばかり生産するといったことはありません。AもBも連日一定数を生産できるようにします。こうすればAもBも欠品することなく、取引先にジャストインタイムで安定供給できます。これに対して、場当たり的に生産をしていくと、ピーク時に臨時の人員を確保しなくてはならず、無理な勤務や無駄なコストが発生してしまうのです。

 また、工場では普通のオフィスと異なり、働く人が勤務時間を自分で申告することはありません。「工場では班単位で作業をします。個人のタイムカードはありますが、それとは別に、全班員の勤務時間は班長さんが申告します」と、NECソフトウェア中部 第二システム事業部 第一システム部 三石英登氏。製造業の勤怠管理を考えるには、事業の特性はもちろん現場をよく知ることが必要なようです。

製造業に特化した勤怠管理システムとしての強み

 近年、製造業の雇用形態は、正社員、期間工(派遣労働者を含む)、外国人労働者、アルバイト、パートなど多様化しています。時には工程ごと委託先の会社に任される場合もあります。工場の勤務シフトは複雑で、昼勤/夜勤、または三直(昼間/夜の早い番/夜中)に分かれ、ある班が今週は夜を担当し次週は昼を担当するといった具合に予定が組まれます。これも、一定のスピードで生産ラインを動かし、生産の平準化、稼働率アップを追求するためです。

 製造業にフォーカスしたFACTORY HELPER第一の特長は、このような製造業のシフト体制に対応し、班ごとの現場管理的機能が充実していること。班長さんは、勤務時間を効率的に入力し、シフト情報、勤務計画 、勤務実績などのデータを簡単に管理できます。また、「全員が残業1時間」、「今日は時差勤務で、すべて1時間前倒し」といったケースも現場では多く発生しますが、簡単に入力・処理できるよう機能が練られています。第二の特長は、「応援/授援」に対応していること。製造業の現場では、金型工程の人がプレス部門を手伝う、スタッフ系の専門家が品質検査で応援に来るといったことが頻繁にあります。こういった場合、応援を受けた班で勤務時間や原価を管理します。社内で人員を融通すれば部門間で原価が発生するためです。第三の特長は、プロジェクトの工数管理が実現可能なことです。例えば勤怠管理のデータを受け取った生産管理部門では、勤務時間がどの作業に充てられたのか内訳を把握して、工程別に原価を計算することができます。勤怠管理ソリューションでここまでできるものはまれだとのこと。FACTORY HELPERは大手自動車の部品メーカーで構築したソリューションをコアにしており、高度なニーズに応える拡張性に優れているのが強みといえます。

実績豊富なNECソフトウェア中部が目指す次のステージ

 これまで勤怠管理といえば、多くの場合、タイムレコーダーやカードリーダーなどの機器に付随するアプリケーションを使う程度にとどまっていました。「大手メーカーの子会社で社員2,000名規模の企業でも、データを表計算ソフトで集計するだけのところがあります。毎日勤務時間を入力して複雑なマクロで計算するのは大変ですね。勤怠管理のシステム化がまだまだ途上という企業は多いようです。給与システムについて相談を受けると、実は勤怠管理の方が問題とわかり、そちらを優先することもあります」と、水島マネージャー。一方、進んだ事例として、FACTORY HELPERを実際に導入したある企業では、月次決算の迅速化も目標に掲げられたといいます。この企業では、FACTORY HELPERの勤怠管理データが給与システムや会計システムに渡され、自動的に正確な給与支払いや請求に活かされました。そして、月が変わって1日には勤怠管理の月次締めを行い、翌2日には経理を締める、こういった高度なスピードアップを実現しました。また、期間工やアルバイト、パートでは単価が異なるほか、技能ごと、あるいは派遣会社ごとにレートや契約が違うため、給与計算も実態に合わせた処理が必要。こういったニーズにもFACTORY HELPERは対応を進めています。

 FACTORY HELPERがお客さまに選ばれる理由、その1つが数千人規模の製造業で導入されたという実績です。会社規模が大きくなるほど就業規則も複雑になり、集計単位の組織階層も深まってハードルは高くなりますが、製造業を熟知したNECソフトウェア中部のFACTORY HELPERはそれをクリア。「FACTORY HELPERはテンプレート・パッケージなので、柔軟性を活かして短期間でカスタマイズしていけるのが特長です。今後はさらに標準テンプレートを充実させて、”勤怠管理ならFACTORY HELPER”と言われるようになりたいですね」と、三石氏は語ります。勤怠管理システムは、給与システムにデータを渡すだけではなく、社員の異動や中途採用、組織変更といった情報を受け取って管理条件を最新のものにしておかなくてはなりません。こういった連携も標準テンプレートでできれば、お客さまに大きなメリットとなるはずです。また、出勤/退勤のチェックにICカードや指紋認証といったセキュリティの高い機器を使うニーズが高まっており、ここも積極的に強化していく予定。FACTORY HELPERへの注目はこれからもますます高まっていくはずです。

FACTORY HELPER
全体システム機能構成概略図

NECソフトウェア中部
TEL.0561-75-1946 E-mail:fh@cnes.nec.co.jp

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