NECソフトからのアプローチ
NECソフトからのアプローチ
外出先からのメールの利便性を確保しつつ端末に情報を残さずセキュリティ向上を実現
仮想事例:コミュニケーションセキュリティ(コンテンツセキュリティ)
Webメールシステム「WitchyMail」の導入により、ユーザー利便性と管理負荷低減を両立したユーザー事例をご紹介します。
- ユーザープロフィール
- 医薬品製造業・B社様
- 社員数:1,500名
- 本社:東京
- 拠点:全国20拠点
医療用医薬品を中心とし、ドラッグストアで販売される身近な医薬品から健康食品まで幅広く手掛ける医薬品メーカー。医療機関や各種の関連研究機関と緊密に連携し、医薬品開発を行っている。研究部門の一部や営業に携わる社員の多くが業務時間のほとんどを社外で過ごすため、早くからリモートアクセスを整備し、社外からのセキュアな情報アクセスに取り組んできた。
紛失したノートPCや携帯電話からの情報流出に危機感
医薬品製造業の社員には外出や出張が多く、社外での活動時間が長いという特徴があります。MR(Medical Representative)と呼ばれる営業部門の担当者たちをはじめ、研究・開発部門にも外部研究機関や提携企業との共同研究に参加する社員が多く、社員同士の連絡手段としてメールが重要視されています。しかし、外出先からのメールチェックにはいくつかの課題が伴います。
B社では外出の多い社員にノートPCを持たせていました。SSL-VPNによるリモートアクセスを経由し、社内業務用Webアプリにアクセスするためです。メールも、同じリモートアクセスを利用し、社内のメールサーバーにアクセスしていました。また、会社に届いたメールを携帯電話に転送している社員もいました。やりとりされるメールには開発中の医薬品や取引先に関する情報が記載されており、それらを取り込んだノートPCや携帯電話は、機密情報が詰まっている状態でした。ノートPCの盗難や携帯電話の紛失が、重要な機密情報の漏えいに直結しかねない状況だったのです。しかし、日進月歩の医薬品業界の営業現場において、各種の資料を提示しながらのプレゼンテーションは必須であり、ノートPCの持ち出しを制限することもできない状況でした。
Webメール選択の決め手は操作感の良さ
こうした状況を解消し、情報管理を徹底すべく、対策が検討されました。ネットワークインフラの構築、管理を担当していたI氏は、自身がプライベートで利用しているISPのWebメールにヒントを得て、社内でWebメールを導入することを思いつきました。
「Webメールならどこからでもアクセスできますし、端末にも情報が残りません。使い勝手の良いWebメールを利用すれば、社員の端末に情報を残さずに済む、と思ったのです」(I氏)。
調べてみると、フリーのものから高機能なものまで多種多様のWebメールがあることがわかりました。その中からWitchyMailを選択したのは、求める機能がすべて備わっていた上に、操作性が良いということが理由でした。
「使い勝手の悪いものでは利用してもらえませんし、独特な操作感を持つものでは社員から使い方に関する問い合わせが殺到しかねません。WitchyMailは画面構成がわかりやすく、キーボードショートカットでも操作できるなど操作感が一般的なメーラーに近いことに好感を抱きました。また携帯にも対応できるのも非常に大きな決め手でした」(I氏)。
携帯電話からもWeb経由でメールを利用できるため、携帯電話へのメール転送を一切禁止することで、携帯電話の紛失による情報漏えいを防止できます。
WitchyMailは既存のメールサーバーのアカウントがあればそのまま利用できます。WitchyMailが既存のメールインフラに影響を与えないシステム構成であり、リモートアクセスには既存のSSL-VPNを利用したため、導入に際してのネットワークの設定変更なども必要なく、スムーズに導入されました。
社員の利便性確保と管理負荷低減の両立を実現
Webメール導入により、社員のメール利用頻度が大きく変化しました。これまでは、ノートPCを持っておらず、携帯電話へのメール転送もしていない外出頻度の低い社員は、外出した際はメールチェックを諦めるしかありませんでした。しかし、携帯電話のブラウザ機能さえあれば誰でもメールチェックをできるようになったため、外出中に気軽に利用してもらえるようになったのです。
「携帯電話はみなプライベートでも活用しており、Web機能を使ったメールチェックには抵抗感がないようですね。リモートアクセスの社内での利用が増え、SSL-VPNの投資に対する効果が高まったという予期せぬ結果もありました」(I氏)。
リモートアクセスの利用増加と並ぶ二次的な効果としてI氏は、メーラー設定の負荷低減を挙げます。これまで、社員にノートPCを配布する際、業務アプリをインストールし、リモートアクセスやメール利用の設定を行なった上で配布していました。Webメールの導入以降はSSL-VPNのログイン画面とWitchyMailへのブックマークさえ登録しておけばメールを扱えるようになりました。唯一の個別設定であったメーラーの設定が不要になったことで、全端末の環境を統一できました。メーラーのバージョンアップも、サーバー側のみで対応できるので、これまでとは比較にならないほど作業負荷を軽減できています。
「以前のメールソフトを利用していた時は、バージョンアップのたびに管理の負担が高いのが悩みの種だったのです。セキュリティホールに対応するパッチは全端末で適用するよう指示は出しているのですが、社員任せではなかなか速やかには進みません。WitchyMailのおかげで、メールについては本当に楽ができるようになりました」(I氏)。
セキュリティ向上という本来の目的を果たしたことはもちろん、社員の利便性を確保しつつ管理負荷を抑えられたことにもI氏は満足しているようでした。
- ※本ページに記載されている情報は掲載時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。


